
自然形体療法
当院では、山田 洋先生が創始した、自然形体療法を施術に取り入れています。
自然形体療法の詳細な理解には、
自然形体療法総本部のホームページの自然形体療法理論のページをご覧頂くのが一番かと思われますが、
ここで、その特徴を紹介します。
独自の治癒理論
自然形体療法では、体に生じる痛みを23種類に分類(痛みの原因)して、それぞれの痛みについての解消法を解明しています。
また、
・自然な動きを助けると可動域が広がる。
・筋肉、神経は呼気で牽引すると弛緩する。
・身体の脳は優しい接触にはその部分を弛緩して対応し、強い刺激には緊張する。
など、
体の外からの刺激に対して、脳や体がどのように反応するのかについて、治癒理論40ヶ条としてまとめ、それを元に、ソフトで安全な手法が考案されています。
ソフトで安全な手法
治癒理論の例として上げたように、
・身体の脳は優しい接触にはその部分を弛緩して対応し、強い刺激には緊張する。
と言う性質があります。
そのため、
自然形体療法では、コリや痛みを解消するためにゴリゴリ揉んだり叩いたりという方法はとりません。
呼吸に合わせて優しく筋肉を牽引したり、ゆっくり揺らしながら筋肉に触れたりという手法が中心になります。
状態によって、緊張を緩和するために、筋肉に力を入れてもらったりと言うことも有ります。
自然形体療法で用いる道具
筋肉その他組織の癒着については、上記のような優しい刺激で脳がリラックスしたからと言って、改善されないことがあります。
そのような癒着を効率よく解消のために、自然形体療法では、マザーキャット、マザーキャットクッションという道具を利用します。


このマザーキャットやマザーキャットクッションを使って、体表から振動を与えて癒着を解消したり、体表からソフトな圧力を加えることにより、循環の改善、筋肉の疲労改善、神経の沈静化などをはかっていきます。
自然形体療法とカイロプラクティック
カイロプラクティックというと、瞬間に力を入れて体を矯正する施術をイメージされがちですが、当院で行っているカイロプラクティックは、もともと優しいソフトな施術を中心とするものでした。
自然形体療法の考え方、手法を取り入れることで、よりソフトで安全、効果的な施術が可能になると考えています。
自然形体療法に関する書籍
自然形体療法に関しては、以下のような書籍も発売されています。
興味のある方は、購入されてお読み頂くと、自然形体療法について、より詳しく理解できると思います。